VOL4 シベリア鉄道「ロシア」号 Trans-Siberian 'Russia'
モスクワまでのキロポスト 9288km away from Moscow
30分前からみんなでホームに降りて列車の到着を待っていたのだが、無期限で遅れるとのこと。なんで
始発駅から遅れるんじゃい。予定時刻から40分ほどしてから長い長い編成のシベリア鉄道「ロシア」号が
プラットホームに入線した。俺のチケットは19両目なので後ろの方まで行くと、なんと最後尾ではないか。
それも一つ前の車両以前とは違う少しボロい車両だった。とりあえず乗り込んで指定された
コンパートメントに入ると、すでに先客がいた。5歳くらいのボーイとその両親。とりあえず「ズドラストビーチェ」と
挨拶し、名を名乗り、自分が日本出身だということを伝えるとそのことに大変驚いていたようだ。ロシア語は得意じゃ
ないけど、子供と遊ぶのは得意なのでなんとかやっていけそうだ。彼はポケモンカードを広げて遊んでいた。
そんなわけで予定より1時間遅れで列車は9000キロ以上も向こうにあるモスクワを目指してゆっくり動き出した。
車内では特にすることは無い。持ってきた本を読んだり、MDを聞いたり、部屋のガキや同じ列車の子供達と
遊んだり何かやることを見つけているうちに時間はすぐに過ぎている。
シベリア鉄道に食事サービスは付いていない。食堂車はあるものの、ロシア人は乗車日数分の食料を持ち込んで
いるので利用者はほとんど無いみたいだ。僕もカップラーメンなどを持ち込んで食いつないでいた。一日に5度ほど
15分の停車があり駅のホームに売りに来ているおばちゃん達からピロシキ・ぺリメニ・カップラーメン・野菜や
果物などを購入できるので大丈夫。田舎町で一生懸命販売しているおばちゃんの料理はおいしいんです。
3日目の朝7時06分頃、鮮やかな緑色をした列車とすれ違った。おそらく北朝鮮の金総書記の乗った特別列車だと
思う。はっきりとは分からないが、コバヤシくんも同じものを確認したということで、僕らの中ではあればキムさんの
列車なんだということになった。後から聞いた話ではキムさんの列車の影響で数日前のシベリア鉄道や中国から
入ってくる鉄道は12時間遅れなどが多発していたらしい。少し時期がずれて本当によかった。
昼、一度食堂車を利用してみようということで、船で一緒だったヒロリンくんとコバヤシくんと農業くんともう一人
別ルートの女の人を加えて5人で昼食をとった。
コバヤシくんと農業くん
メニューの種類はあんまりないけれど、スープとチキンとチャイ。サイドメニューでイクラ。「イクラ」ってロシア語も一緒。
油っぽかったが、全部それなりに美味く、食後にヒロリンくんとビールまで飲みこれが冷えてて最高にうまかった。
日本円にしては1000円弱もするので超高価な昼飯だが、たまにはこうして満腹になっておかないとね。
どこから乗ってきたか分からないが、小学生高学年くらいのロシア人の女の子が何人か僕の車両にいて、いつの間にか
すごく仲良くなっていた。とくにデジカメが面白いらしく、壊されるんとちゃうかって恐れるくらい写真をとりまくって遊びまくって
いた。うーん、やはり全くロシア語が理解できない。だから子供としか遊べません。
セリーナとクリスティーナ
そんなことをしているうちに15日になっていた。シベリア鉄道前半戦最終日の朝は、厚い雲に覆われた空から降り注ぐ
雨が窓を濡らしていた。コンパートメントの中もいつもより冷え込んでいた。今まで快晴だったのに降りる日になって天気が
悪くなるなんてイヤだ。同室の家族が荷物をまとめだした。ウランウデに到着すると3人は別れを告げて出て行き、新たに
別の親子が部屋に乗り込んできた。本当にシベリア鉄道はロシア人にとって最重要な移動手段として今も使われている
んだ。ヒロリンくんの部屋の人たちはこの列車を使ってサンクトペテルブルグまで引越しするらしい。
右手に突然海が現れた。でもこれは海ではなくバイカル湖。世界最大の湖であるので湖畔を列車が走ると海にしか見えない。
透明度も高いはずなのだが、今日は曇っていて悲しそうな灰色に写っている。イルクーツクで2泊してバイカル湖観光した
かったが、列車の都合で1泊しかできず、バイカル湖を眺めるのは今だけだ。っていっても何時間も同じ景色だけど。
イルクーツクが近づいてきた。3泊4日のロシア号もこれで終わり。クリスティーナ達は僕が降りることに驚き、かなり
別れを惜しんでくれた。最後の2日間は一緒に遊べて楽しかったです。
船から一緒だった日本人はここで二手に分かれます。僕とキョウスケと明治の二人はイルクーツク下車で翌日の「バイカル」
号でモスクワへ向かい、ヒロリンくんと農業くんとコバヤシくんとあと数人はこのまま乗りっぱなしでモスクワへ。
列車を降りるとみんなで記念撮影してがっちり握手してこれからの旅の成功を誓いあった。それにヨーロッパで偶然
会うかもしれないしね。イルクーツク駅から僕と明治の二人は徒歩で街の中心部へと向かったのだった。
Trans-Siberian Railway takes 7days from Vladivostok to Moscow if you are going straightaway. But in my case, I took
the train called ' Russia' from Vladivostok to Irkutsk for 4days and the train called ' Baikal' from Irkutsk to Moscow.
So I enjoyed two different types of journey after all. This page is referred about the first part of journey.
In the train there are compartments in which we can get 4 beds. I shared the room with Russian family. I didn't speak
Russian well, but it was easy for me to get along with child. On the way, we were reading the book, listening to the music,
wandering around all the train, and just sleeping. I hadn't felt bored at all. I really liked not doing anything. Different life
from the one in Japan. I can tell you there is no food servise on the train. Because Russian people know the situation,
they were bringing their food enough with them. I did actuall, but weren't much. When the train stops at the station,
we got out and got busy finding the food not to starve. That's the interisting part of this journey, wasn't it?
As you can imagine, the scenery doesn't change at all time. On the third day, Lake Baikal was there on our right hand
side. It was so huge that I couldn't recognize it was lake, not ocean. Unfortunately, it was cloudy outside, so the lake
was not so clear. That's OK. I really enjoyed this new view.
On the fourth day, our train got the town of Irkutsk just one hour delayed. I hopped off the train and took a big breath.
Not really tired. We were walking into the town center....