VOL 6 シベリア鉄道「バイカル」号 Trans-Siberian 'Baikal'

 

チケットにあるとおり11号車に乗り込み自分のコンパートメントを探した。今回はどんな人たちと部屋を

共有するんだろうと思いながら中を覗いてみると、ロシア人っぽくない2人の女の人がすでに部屋にいた。

挨拶は英語、二人はイギリス人のマリオンとクレア。英語の環境を得て最高に嬉しかった瞬間。

話を聞いてみると二人は鹿児島県で中学の英語の先生を2年間し終えて、イギリスに帰る途中の旅

らしい。だから日本のことも良く知っているし日本語も少し分かるみたい。俺にとっては最高のシェアメイト

ではないか。話好きで陽気な二人なので4日間飽きることなく過ごせた。時には(ほとんど?)キョウスケも

遊びに来て4人で話したり、ゲームしたり、スピーカーと日本のCD(彼女達の物)でコンパートメントがカラオケ

ボックスになったりとキョウスケ曰く、修学旅行気分でずっと旅していた。

 

そういえば英語をまともに喋ったのはオーストラリア以来かな。日本では毎日勉強しているものの会話力は

どうかなと思ったけど、何の問題もなく会話できた。オーストラリアにいたころより確実に上手くなっている気も

する。「あなたには普通のスピードで喋ってる」と言ってくれるととても自信になった。でもマリオンとクレアが

二人で激しく喋りあっているスピードにはついていけないが。

 

例によって食事サービスのない列車である。今回は前の経験を生かして多目の食料を用意して持ち込んだのだが

やはりすぐ無くなってしまう。3日目の昼間はかなり飢えていました。困った時は「韓国おばちゃんラーメン」(笑

・いった人限定)。停車駅になるとキョウスケや明治の二人は食料を求めて駅を走り回っていた。「彼らは元気ね」

とマリオンは言うけれど「必至で探さないと飢え死にするから」と説明しておいた。意外なことに、

ロシアでは「マロージナエ」(アイスクリームとソフトクリームの中間食)がクリーミーでおいしい。

イルクーツクからモスクワにかけてだんだん人口が多くなり停車駅も立派なものになっていくにつれて、「ロシア」号に

いたようなピロシキやぺリメニを売り歩くおばあちゃんの姿がだんだん少なくなるのが寂しかった。おいしい

家庭料理は東側に限る。

siberia3.jpg (17260 バイト)キョウスケ ピロシキを食らう ウラジミル駅にて

18日、停車駅のエカテリンブルグはもうすでにシベリアではなくウラル地方であった。そこを3キロほど超えたところに

ヨーロッパとアジアを分けるオベリスクが建っており、ついにヨーロッパに陸路で突入した。

19日、遊びに遊び尽くした「バイカル」号の旅は終わりに近づきます。線路の左側に立っているモスクワまでのキロポスト

も100キロをきっていた。列車から見える景色はもう既に同じものではなく、人々が行き交い車が流れる風景がしだいに

多くなってきた。850万人都市のモスクワだけあって郊外から人の量はものすごい。いつの間にか列車は減速をはじめ

モスクワヤロスヤブリ駅に停車していた。慌てて荷物を持って外にでてみた。たくさんの人が大きな荷物を運びながら

自分の進む方向を探しているようだった。マリオンとクレアとは2日後に夕食を共にする約束をし、キョウスケは出迎えに

連れて行かれ、例のごとく僕と明治の二人は地道に地下鉄の駅を探し歩き始めた。。

バイカル号での4日間はとても短く感じられた。。

 

Dear Marion and Clair

  I really enjoyed sharing the moment on the train with me. We had a great time there, cheers.  Shin

 

This time, I shared the compartment with two English girls, Marion and Clair. For me, they were perfect

mates to share with. Bucause they knew a lot about Japan since they were English teachers last two months.

On top of that, the best thing I really loved is the opportunity to speak English. I hadn't spoken English since

I left Australia this Febrary. I needed this moment!! I am sure we enjoyed talking about Japan and something

else, playing cards, eating out of train, and , my favorite, singing Japanese song together in the room.

They had brought Japanese CD. So Our room was like Karaoke. Kyosuke joined us almost all the time on board.

It seemed that the station we stopped had been getting bigger, which meant we were getting closer to Moscow.

Before I knew it, the train had arrived at Moscow Station. I got out of the train with backpacks, and headed for

the Metro station...

Time went by so rapidly.

 

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