VOL9 ワルシャワ WARSAW
ようやくと言っていいだろうか、ロシアの横断に成功しヨーロッパと呼べるところまでやってきた。
東欧、とくにこのあたりはまだまだ日本人には暗いイメージしかないようだけど、実際に街を
歩いてみると人々は優しく空は晴れやかで街並は美しく観光客は少なめで僕のなかではかなり
好きな街の一つになった。治安の悪さも指摘されがちだったが、僕の周りでは特にそんな場面も
無く運がよかっただけなのかどうなのか。
毎週日曜の正午からはワジェンキ公園でショパンコンサートが開かれていた。街からちょっと距離がある
んだけどゆっくり歩いて公園をウロウロしていると、どこからやってきたのかすごいたくさんの観光客や
地元の人々が続々と集まりコンサート会場でいい場所を取り合っていた。
ショパン像の横に儲けられたピアノをポーランド人のプロのピアニストが演奏しました。僕はショパンといっても
あまり分からないのだが、音楽家の端くれとしてこの気持ちのいい青空の下での演奏会を楽しんだ。
一時間後、会場は聴衆からのあたたかな拍手は鳴り止むことはなかった。
旧市街の片隅にある歴史博物館に足を踏み入れた。13世紀から16世紀頃までのポーランドの栄光の歴史も
詳しく展示されていたが、僕が興味を持っていたのは第2次世界大戦においてほぼ完全に破壊されつくした
ワルシャワの街並みだった。やはりそのころの写真がたくさん展示されていた。現在、中心街や旧市街を歩いて
いると普通の大都市にある風景であるが、約55年の間のポーランド人の努力と苦労は並々ならぬものだったんだろう。
そして旧市街をゆっくり歩くのが楽しい。壁のひび一本までも再現されたという街並みだが、やはりじっくり見てみると
戦後復旧されたという新しさもどこかに漂っている。でも石畳の細い道を歩くとやはりここは中世といった感じ。
カフェで昼間からビールを飲んで休憩しながら贅沢な時間を楽しんでいる。
old town
何も結局していないような気もするけど、なぜだか心地よかった街、ワルシャワ。中央駅で長距離列車の
チケットを購入して、28日の昼間のインターシティ急行で
昔のポーランドの首都であったクラクフへ向かうのだった。
Warsaw, the capital of Poland, seems that there aren't many things to see for tourist. It might be true. I
am sure many of them prefer Kwakow to Warsaw. But in my case, things are different. I quite liked walking
the huge park , and Old town which was renovated after the destoraction by World War Second. They are so
beautiful that I had not felt bored being there. I sat on the streel with beer in my hand. That was the moment
I had wanted when I am on the travel. Actually, in this city, I didn't talk much. I was keeping silent. I don't
know why. But sometimes we need time like this as we live on this planet, don't we?