第10章 楽しい人が集うところカッパドキア
ギョレメのオトガルに朝到着した。ギョレメとはカッパドキア観光の
一拠点の村。オトガルで待っていたケマルさんというトルコ人に案内
されて予約していた洞窟ホステルへと案内された。
ホステルで朝食をとっていると何人かの日本人もいるようだ。
まずは自らを「ワシ」と呼びつづける大学院生と仲良くなりました。
ここギョレメではたくさん出会った日本の人達と楽しい時間を過ごした。
カッパドキアツアーは2日間。ガイドのケマルさんの案内でいろいろ
回っていく。ツアーで一緒になった日本人は男性が2人。
一人は4月から某飲料会社での就職が内定しており、そこの商品の
ペットボトルを常に持ち歩いている「少年君」。風貌、ポーズその他すべて
が少年ぽかった。もうひとりは、歴戦の旅人「腰の低い人」。これだけ
たいへんな旅を重ねているとこうまで腰が低くなれるものか、と尊敬できる
方。こういった個性的な人を含んでツアーは行われていった。
カッパドキアといえばやはり奇岩群。2日間ツアーといっても基本はいろんな
奇岩群を体験するものであった。
キノコ岩
ガイドのケマルさん
天気は終始曇っていた為にあまり綺麗な写真はとれなかったのだが、
奇岩による不思議な景観、洞窟の中の壁画、何十メートルにも及ぶ地下都市など、
内容の充実したツアーだった。
そういえば、ツアーの1日目が終わって宿に帰ると、新たに2人の日本人女性が
宿泊していた。大阪から来たヒロコとサチヨは卒業旅行で来ているらしい。
右も左も英語も何も分からずカッパドキアに乗り込んできて、ふらふら彷徨っている
ところを「ワシ」君に助けられてこのホステルに来たらしい。彼女達とはツアー2日目を
ご一緒することになった。
ツアーが終わると、ケマルさんや個性派日本人と共に夕食をとり、バカ騒ぎしながら
楽しい時を過ごしていた。
次の日の朝、宿で仲良くなったユタカ君と朝食を取っていた。彼も卒業間際の教育学部生で
地理の教員になるらしい。生徒に教えるには自分で体験しなきゃということで世界中を旅して
いるらしい。彼は絶対教師として成功するんだろうな。、昨晩、彼に「バックギャモン」
というボードゲームのやりかたを教えてもらった。ホステルにいるトルコ人達も加えて対戦している
うちに、はまってしまって午前中はユタカ君とずっとプレイしていた。ギョレメ村にあるチャイ屋
(喫茶店)でボードをかりてゲームをしながら過ごす、そんな贅沢な時間でした。
夕方、ヒロコとサチヨがバスで旅立つので見送った。イスタンブールでの俺の滞在先は
教えてあるから、また人の助けが必要になれば尋ねてきてねっていうことで。(このあと彼女達は
すぐに助けが必要になり、ギョレメに引き返してきたらしい)
「ワシ」君も旅立ち、「腰の低い人」も旅立ち、「ユタカ君」も旅立った。「少年」君は滞在予定を
延期して気球に乗れるまで待っていた。2日後に空の旅を楽しんだそうな。
僕は次の日の朝のバスで南へ向かっていった。