第13章 三度イスタンブール

 

列車がイスタンブールに近づく頃には日はすっかり落ちて暗闇が広がっていた。

夜8時頃、予定より2時間ほど遅れてトロスエキスプレスはイスタンブールに到着した。

到着したハイダルパシャ駅はアジア側のため、フェリーにのってヨーロッパ側の

エミノニュへ移動。夜9時にようやく前回同様ハネダンホステルに宿を取った。

 

翌朝、屋上のテラスで朝食を取っていたら、見たことのある顔が2名。

カッパドキアで仲良くなったヒロコとサチヨが同じホテルに泊まっていた。やはり

2人だけでは行動できないから、頼れる限り頼ってくる人達!面白い人達だから

トルコでの最後の日を共に遊んで過ごすことにした。そういえば、帰りの飛行機も

同じだったはずだから、楽しい最後になりそうだ。

 

とはいうものの、最後の一日はのんびりトプカプの日曜バザールに出かけたり、

またケバブを食べたりして過ごしていした。

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いつのまにか最後の太陽も姿を隠していよいよ出発の時。荷物を抱えた僕らは

一路、アタテュルク国際空港へ、そして関西空港へ。

関西の女性2人を引き連れた最後の機内は笑いが止まることはなかった、とさ。

 

もどる。

 

ついに学生旅行が終わってしまった。

イギリスの語学研修、カナダでのホームステイ、オーストラリアへのワーキングホリデー、

シベリア鉄道とヨーロッパ、韓国、アメリカなどいろいろ回ってきた。

今後こういった旅を謳歌できるか分からない。でもやっぱり僕の性格上、

またこの場所に戻ってくると思う。旅で出会った人は、日本に居るとまず出会わない

素敵な人達ばかり。いろんな国の人とも触れ合える。見知らぬ人がひとつになれる旅。

人生の貴重な一ページとして深く刻まれ続けている。