ナドアルシバ競馬場
ドバイという街の名前を始めて知ったのが、競馬の祭典ドバイワールドカップ。毎年3月に
行われる一着賞金が世界一の約3億6千万円でまさに世界一のサラブレッドを決めるレースである。
日本からも毎年実力馬が参戦しており、女王ホクトベガの安楽死などもあったが、2001年は
武豊騎乗のトゥザヴィクトリーが2着に入るなど日本馬もかなり健闘している。
今年のワールドカップは3月23日土曜日なので、惜しくも見ることはできないが、その雰囲気を
少しでも味わいたいと思い、3月7日の一般レースが行われている日を狙ってドバイの南西の
ナドアルシバ競馬場までタクシーを飛ばした。
ナドアルシバクラブ
入り口にいた民族衣装のおっちゃんは、日本人が珍しいのか、声をかけてくれて一枚の紙を
渡し「がんばれよ」と言ってくれた。その紙は競馬の投票用紙だった。イスラムの国では賭け事を
禁止しているのでお金をかけて競馬をすることはできないが、全7レースを予想して成績優秀者には
賞金がでるとのこと。なんともすばらしい。さっそくわけの分からない出馬表を見て投票した。
ナドアルシバ競馬場
ナドアルシバ競馬場は東京競馬場の芝コースとダートコースを逆にしたような感じで、直線は
約600m、一番左奥からは直線1200mのダートレースも行われる。日本国内の各競馬場や
オーストラリアのいくつかの競馬場を回ったが、やはりこのナドアルシバ競馬場は僕の気持ちも
そのレースコース自体も全然違っていた。ここで世界一が決まるのか、と。
そんなこんなで日が落ちて夜7時から第一レースが始まる。スタンドは満員で客のほとんどは
スーダン人労働者とのこと。日本人はいない。レースが始まって向こう正面から第3,4コーナー
を回って直線に入るとスタンドから盛大な拍手。日本とは少し違う雰囲気です。そして優勝した
馬は何故か僕の投票した馬で、的中していた。
ゴール前、独走
さらに第2レースも訳の分からないまま的中し、このまま7レースまで的中するといくら
儲かるんだろうって考えている内に以降は外れまくりでした。
近くの席に座っていたフセイン似のインド人と話をするようになり共に観戦。かなりドバイの
競馬に精通しているらしく、ワールドカップの話題で盛り上がった。2000年の優勝場の
ドバイミレニアムとう馬が大好きだったらしい。もちろん、去年2着に入ったトゥザヴィクトリーや
同日の別レースを勝ったステイゴールドのことも知っていてちょっと嬉しかった。
2001年はドバイのサキーという馬が凄いと教えてくれた(結果は3着)。逆に僕は日本の
アグネスデジタルという馬が挑戦することを教えてあげた(結果は6着)。
直線レースのゴール直後
最後の7レースまで楽しむと絶対にタクシーが捕まらないだろうと思って、6レースが終わったら
タクシーで市内へ帰りました。ドバイで一番楽しみだったところ、このナドアルシバ競馬場は
思ったとおりに不思議なところでとてもいい思い出になりました。
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